平成９年７月２０日

カジキ釣り大会

自宅をまだ夜が明けきらない午前３時半に出発してマリーナ河芸に向かう、、

　途中、コンビニで朝食と昼食を仕入れる為に立ち寄る。第１のアクシデントが、ここで起こる。車のバッテリーが調子悪くなり隣に止まった車からブースターケーブルで電源を借りて始動、、不吉な予感。

　とりあえずマリーナで今回、乗り込むボートを探す、、ポンツーンの先端に準備されていた。今回は１５隻がエントリーしていた。

　　今回もＰＣ３０（船名　ＷＡＶＥ）である。

　今日は伊勢湾も外海もベタ凪状態である。今回のポイントは大王崎沖１２マイルの黒潮海域である。およそ１時間半位で現場に到着。

　どうも潮が悪いとのことである、、もっと青が勝った潮の色をしていなければいけないようである。水温は２３度とのことです。

　準備を終えてとりあえず流し始める。

　　

　流し初めて少したった時点で、左舷のリールが「ジジッジジッジジ～」と泣き出す！、、「ヒット！！」と叫んで船上が慌ただしく動き回る。とりあえずトローリングチェアーに座っていた私が準備にかかるが本命のアタリではないらしい、、

　さほど重い感触も引く感触も感じられないままリールを巻き続ける。ボート後方に浮かび上がって来たのは８０ｃｍ位のシイラであった。いざ船上に取り込もうとしたがギャフを打つまでもない大きさなので、そのままラインを持ち上げた瞬間に獲物は海中に、、、、

ふみ、、キャッチ＆リリースにしとこ（笑）

　気を取り直して再度、流し始める。アタリのないまま時間は過ぎて行く。

　海上のルアーを見ていると灰色ぽい魚がルアーにアタックしたのが見えた、その瞬間に今度は右舷のリールが「ジジッジジジジ」と悲鳴を上げてラインがどんどん出ていく。

　とりあえず次の人がトローリングチェアーに座り準備をする。

　今度はハーネスもつけて準備をする。

　今度も本命のアタリではないらしいが、ラインはどんどんと出ていく、少し止まった時点でリールを巻き始めるが、重くて思うように巻けないらしい。深く潜っているようだ。
船長が「１０時２０分ヒット」と宣言する。

　「この調子なら３０分、、もしくは１時間位かかるかなぁ」と言って長期戦を覚悟する。
動きが止まった獲物に対してリールを巻き始めるが何度かラインが出て行く。
そうこうしてるうちに獲物が弱ってきたのか素直にリールが巻けるようになった。灰色の魚体がボート後方に上がった。「鮫だ！！」体長２ｍ弱のジョーズが姿を現した（笑）、、

　ギャフを打ってルアーだけは回収しようと準備をしてると急にまた暴れて海面下へ潜って行った、、リールが「ジジジ～」と鳴く、、今度は真下に潜って行った。

ボートを移動させようと前進に入れた途端にラインがペラにあたりそのままプッツン、、。

再度、ルアーを流し始めるがその後は、アタリが一度も無かった、、、

　後方の監視をしている宇佐美氏。

　空しくアウトリガーだけが揺らめいている。

結局、１３時まで流し続けたが今回は終了とした。

ヒット回数２回、、釣果無し、、マリーナに帰港すると他のボートもほとんどが帰っていた。どのボートも獲物はシイラのようであった。

　BACK　　　INDEX　　NEXT　